【3】
さて、チャットを終えましたので報告します。
後で聞いたのですが、最初にオフラインになったのはパソコンの不良だった
ようです。実際にしばらくしてからオンラインになりました。
でもいっこうに返事がないので、「都合が良いときにチャットしてください」 と再度打ちました。
それから直ぐに詫びの返事があって、遅れた理由はどうやらこちらで通う 語学学校にメールを打っていたらしいのです。
俺の方も邪魔した事を詫びて、本題に入りました。
まず、空子は入国する日に都市部のホテルに泊まって、翌日に語学学校が
ある地方都市へ移動する予定であることは以前聞いていました。
ホテルのサービスで有料の送迎サービスがあるのを調べていたので、
それを利用するつもりなのかを確認しました。 既に予約していたら、今回の計画は全てオシャカですからね。
で、そんな予約はしておらず、空港からホテルまでたくさんの荷物を どうやって運ぶか、密かに悩んでいたとの事。
よっしゃ!と一人でガッツポーズを取って、「じゃあホテルまでの荷物持ち をやりますよ!」と打ちました。
空子の答えは自分の想像通りでした。 「そんな、会ったことすらない人にそんなお願いはできない」と。
さらに「初日から手伝ってもらったら、この先の留学生活も甘えてしまう」 と言ってきました。
実はチャットを始めた頃に同じようなことを空子がチャットしてきてました。
つまり空港からホテル、翌日のホテルから電車を利用して語学学校までの旅程に 自信がない、ということ。
その時に、俺はまだ空子に対して半信半疑だったので、 「せっかくの海外留学の最初の一歩を誰かに助けてもらうというのは、
楽しみにしていた推理小説の答えを教えてもらうようなもんですよ」 とカッコ付けて言っていたんです。
空子はその事にも触れて、「やっぱり一人でガンガル」との返事。
ここでいつもの自分なら「あぁカッコ付けて変なこと言うんじゃなかった」と
後悔しつつあきらめるところですが、やっぱりこのスレ見ていたからでしょうか。 説得に入りました。
日本とは違うんだから、日本人同士で助け合うのは当然。 荷物持ちは口実で、本当は空子に会うのが目的だから、俺に対して
悪いだなんて思う必要はない。 そもそも暇だったから気にしないで。
などと色々説得に入ったら、空子が
「実は本当に荷物が多くて、本当に困ってたんです」と弱音を見せました。
これはチャンス!と思って、 「でしょう?じゃ、当日は何時にどこのターミナルに行けばいいですか?」
と、迎えに行く事が既に決まったものとして話を進めました。
それに対して素直に答えてきたので、後は詳細を打ち合わせる事にしました。
ターミナルの待ち合わせ場所がなかなか説明しにくかったので音声チャットに
切り替えたり、話の中で他の相談に乗ったりと、なかなかいい感じでした。
実は音声チャットは初めてで、自分の中では結構な収穫です。
最後は空子から「ほんと、スミマセン」と何度も言われ、
その度に「気にしない気にしない」と答えてました。
テキストチャットからだとおよそ1時間半ほどのチャット。
ちょっと疲れも感じてますが、確かな手応えです!
もう直ぐ当日ですから、着て行く服を決めないと。 それと洗車も。だいぶ汚れてるからなぁ。
当日は・・・そうですね、色々話をして相手のことを聞いたり自分のことを 話したり、せめて次に会う約束をしたいですね。
実は6月に空子の30歳の誕生日なので、その時に一緒に祝ってあげたいと 思っています。
同じ語学学校生との約束が入る可能性はありますが、早いもん勝ちで 約束をかわしたいなぁ。勢い大事で!
・・・ということでちょっと長期戦になりそうです。 住民の皆さんお付き合いよろしく。
とりあえずこんなところです。
・・・って、誰からも突っ込みレスないなぁ。
さすがにもう寝てますね、皆さん。
時差があるから分かっていたこととは言え、ちょっと寂しいもんですねぇ。
ま、長期戦になりそうですし、自分はひっそりと勢い出していきます。
では。
日本のみんなもはよ。
>駐在 チャットでもこんなに勢いだせるんだな。さすが三十路のテク……
おはよ。がんばれ駐在。おれも駐在だが彼女がいるから君の様には無理だ。
3年前にこのスレがあれば、おれもやっていたのになぁ・・・・・・
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