そしたら黒がきょとんとした顔して、それからカンちゃんと顔を見合わせて笑い出した。
「コレコレ」つって黒はカンちゃんの左手を取って持ち上げると薬指を指さした。
指輪してた。「慰謝料のリスクしょって既婚者と付き合おうとは思わないなーｗ」
おおおおおおおおっしゃあああ！！！！交際疑惑解消。
「そうなんだあー」と顔がほころぶ。
なんか家が近くて気が合うからカンちゃんの嫁もつるんでよく遊ぶらしい。
けど嫁は運動嫌いだからバスケには不参加なんだって。
たまにどっちかが車で来るときには誘って乗り合わせるみたいな事を言っていた。
ほっとしたが、カンちゃん見てる前での告白はさすがに出来なかったorz
カンちゃん顔も池だし、告白すんのに邪魔だYO!と思ったが、話してみると面白くていい奴だった。
俺、高校からサーフィンやってんのね。カンちゃんもサーファーでそっちで話が盛り上がって、何故かカンちゃんとの友情を深めてしまっていた。